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新型コロナのためボランティアの居住地に制限
熊本市在住の筆者が参加したのは7月16日木曜日。仕事の関係でこの日だけの参加となった。熊本地震の際に、避難所運営を支援するなどしていたが、ボランティアセンターを通してのボランティアは今回が初めてだ。
私事になるが、現在熊本市在住の筆者は以前、県南にある県立水俣高校で常勤講師をしていたことがある。当時、今回の豪雨災害で被災した芦北(あしきた)町や津奈木(つなぎ)町から多くの生徒が通学していた。筆者自身も、食事や買い物や観光で、両町をよく訪れていた、思い出の地である。それだけに、テレビや新聞で芦北・津奈木の被害状況を知るたびに、胸が苦しかった。ボランティアセンターが開設されたら現地に足を運んで力になりたい。そう考えていた。