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jpドメインのイラスト

日本の国別コードトップレベルドメイン(ccTLD).jpドメインの特徴と取得方法

かなり昔の2010年、.jpドメインは世界一安全な国別ドメインに指定されているそうです。※マカフィー社の調査報告書「危険なWebサイトの世界分布2010」より、国別ドメイン名における順位 より

かかかず
かかかず

いろんなサイトでも、jpドメインの安全・安心が言われています。

2020年の国別ドメイン名における順位がないか調べてみましたが、見当たりませんでした。ですが、.jpドメインは国内でかなりの人気を誇るドメインであることは間違いないと思います。

このjpドメインについて、この記事は、

  • jpドメインって何?
  • jpドメインの特徴と種類。
  • jpドメインの取得方法。

が分かる内容の記事です。jpドメインを検討している方や、.jpドメインがどういうものかを知りたい方は是非この記事を見て、検討の一つの材料にしてください。

jpドメインとは?

.jpドメインは、ccTLD(country code Top Level Domain)の国名コードに基づく、ドメイン階層の最上位レベルのドメイン名です。

かかかず
かかかず

一時評判になった、.me(モンテネグロ).tv(ツバル) も、ccTLDです。

ccTLDは、世界中の誰でも取得できる .com.net のgTLDと違い、日本の.jpドメインのようにその地域に存在する団体・個人でないと取得できないという制限があるものが多いドメインです。

.jpドメインの特徴

安心・安全と言われる.jpドメインには、色々な特徴があります。ここでは、その特徴について2つご紹介します。

日本語ドメインも対応

.jpドメインは、1文字以上15文字以下できます。全角ひらがな・カタカナ・漢字・半角英数字(A~Z、0~9)・半角のハイフン「-」上記以外に「・」「ヽ」「ヾ」「ゝ」「ゞ」「々」「ー」などにも対応しています。

その為、日本語で短く・覚えやすいドメイン名でも登録することができるので、ユーザーにより覚えてもらいやすくなります。

また、Google検索結果画面でURL部分が日本語で表示されるのでユーザーの目に止まりやすく、クリックされやすくなります。

ですが、完全一致ドメイン名が優位性を発揮したEDMのアップデートにより、検索パフォーマンスの力も減少した為か、JPRSのJPドメイン名の登録数の推移によれば、日本語ドメインの登録数は2017年より減少を続けています

かかかず
かかかず

あと、URLをシェアとかすると文字化けします・・。

日本の会社限定のドメイン co.jp

2017 JPRS調べによれば、co.jp ドメインは、上場企業の97%が登録しているそうです。これが、安心・安全と言われている所以かもしれません。

この通り、co.jp ドメインは日本の会社だけしか登録できない日本企業限定のドメイン名で、1組織で1ドメイン名しか登録できない為、企業とドメイン名が1対1で結びついているので、悪用されにくく安心です。

.jpドメインの種類

JPドメイン名を登録できる対象となるのは、「日本国内に住所を持つ組織・個人・団体」です。以下はレジストリJSPRが出している .jpドメインで取得できる種類です。

汎用JPドメイン名

登録数に制限はありません

.jp日本国内に住所を持っているなら個人・団体問わずいくつでも登録可能。

都道府県型JPドメイン名

登録数に制限はありません

<都道府県ラベル>.jp日本国内に住所を持っているなら個人・団体問わずいくつでも登録可能。

属性型・地域型JPドメイン名

co.jp(企業)、ac.jp(大学等)など、組織の種別ごとに区別されたドメイン名です。一つの組織で一つのドメイン名が登録可能です。

co.jp日本国内で登記を行っている会社が登録できます。
or.jp財団法人、社団法人、医療法人、監査法人、宗教法人、特定非営利活動法人、特殊法人など農業協同組合、消費生活協同組合など国連等の公的な国際機関、国連NGOまたはその日本支部外国政府の在日公館などが登録可能。
ne.jp日本国内のサービス提供者によるネットワークサービスが登録可能で、1サービスごとに一つのドメイン名を登録できます。
ac.jp高等教育機関および学校法人などが登録可能。
ad.jpJPNIC(一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター)会員の組織が登録可能。
ed.jp教育機関が登録可能。
go.jp日本の政府機関や各省庁所管の研究所、特殊法人、独立行政法人が登録可能で、政府機関は、一つの組織で複数のGO.JPドメイン名を登録できるようです。
gr.jp二名以上の日本在住の個人による任意団体二つ以上の日本で登記された法人による任意団体が登録可能。
lg.jp地方公共団体と、それらの組織が行う行政サービスが登録可能。
JSPR ホームページより引用
かかかず
かかかず

いろんな種類がありますね〜。

.jpドメインの取得方法

.jpドメイン名の取得は、指定事業者経由での取得か、レジストリのJPRSが運営する JPDirect からドメイン名登録が可能です。

かかかず
かかかず

レジストリのJPRSが運営しているサービスなので、サポートがバッチリついているので安心ぽいです。

.jpドメインの指定業者も多数あるので、色々なサイトで取得費用を確認して取得するのが良さそうです。

さいごに

.jpドメインは、.com.net 等よく使われていて聴き馴染みのあるドメインなので、使っているだけで信頼感を出せるブランディングにもなると思います。まとめると、

  • .jpドメインは安全・安心。
  • 日本語ドメインも使える。
  • 会社や組織専用のドメインもある。

です。

レジストリのJPRSのJPDirect はもちろん、取扱業者も多いので気になる方は是非チェックしてみてください。

JPDirect

JPDirect
写真:JPDirect より

.jpドメインのレジストリなので、jpドメインなら安心して購入ができます。

公式サイトのリンクJPDirect