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ドメインのTLDとは?3種類の「gTLD」「ccTLD」「sTLD」の解説

ドメインの末尾の「.com」やら「.net」は、TLDと言うトップレベルドメインで、このTLDと好みの名前を組み合わせてドメインを作ります。

かかかず
かかかず

お名前.comとかを見ててもよく出てくるTLD。

この記事は、このよく出てくるTLDについての解説で、

  • TLDって何?
  • 主な3つのTLDの種類。
  • それぞれのTLDの特徴。

が分かります。

これからドメインを登録しようと思う方は、この記事でTLDについてざっくりと知り、検討の一つにもしてもらえたら嬉しいです。

TLDとは?

TLDとは、ドメイン名の「.(ドット)」で区切られた右側のことを指します。

https://dubdesign.net /

トップレベルドメインには大きく分けて3つの種類があり、用途に応じた分野別トップレベルドメイン(gTLD:generic Top Level Domain)と、国や地域を表す国別トップレベルドメイン(ccTLD:country code Top Level Domain)。そして、スポンサー付きトップレベルドメイン(sTLD:sponsored Top-Level Domain)の3種になります。

かかかず
かかかず

TLDにも色々あるんですね〜。

ちなみにですが、2020年09月時点で1508種類のTDLが存在するそうです。この内、お名前.comでは580種類以上を取り扱っています。

3種類のTLDと特殊なTLD

トップレベルドメインには、全部で3種類のTLDと特殊なTLDの計4種になります。

gTLD

gTLDは「Generic Top Level Domain:分野別トップレベルドメイン」の略で、特定の領域・分野ごとに割り当てられたトップレベルドメインです。

全世界で利用されている「.com」「.net」「.org」などのメジャーどころのTLDがこれに含まれ、取得の際にも基本的に登録受付後は条件はありません。ICANN認定レジストラへ申請することで誰でも取得することができます

かかかず
かかかず

誰でも使えて、超ポピュラーなgTLD。

このgTLDの中で、.comでドメインを登録している数は154,709,993件。次いで.netの13,712,233と約10倍以上と、.comドメインは圧倒的に人気のTLDになっています。

ccTLD

ccTLDは、国ごとに割り当てられたトップレベルドメインのことで、Country Code Top Level Domainの略称です。

このccLTDは、全部2文字で構成されていて、日本の.jpドメインもこのccTLDにあたります。また、その国や地域に住んでいる個人や企業に制限して発行されるものが多くく、日本の.jpドメインも日本国内限定で発行されています。

かかかず
かかかず

2文字で、ある程度国が想像できたりします。

「.jp」以外のccTLDの例としては、.fr:フランス、.au:オーストラリアなどがあり、有名なものでは、.meを利用したline.me があります。この.meのように、誰でも取得できるようにしているccTLDもあります。

sTLD

スポンサー付きトップレベルドメインで、2000年の新gTLD導入時に生まれたタイプのドメインです。業界団体が代表してスポンサーとしてドメインの登録割り当てを行うもので、モバイル向けの「.mobi」、航空業界向けの「.aero」、博物館向けの「.museum」などあります。

かかかず
かかかず

一見で業界が分かりますね。

sTLDは、大きく区切った場合にgTLDのグルーピングになったりし、お名前.comではsTLDの区分はありますが、一覧でみた場合gLTDの一覧に記載されています。

sTLDと敷居が高そうに感じますが、価格も特段高いと言うものはなく、普通に申請しても多くのTLDが取得可能です。

特殊なInfrastructure TLD

Infrastructure TLDはちょっと特殊なTLDで、ユーザーは登録できない、インターネットインフラ用のTLDです。

かかかず
かかかず

特殊なTLDなので登録して使う機会はないと思います。

Infrastructure TLDは、他のTLDに比べて数も非常に少なく、登録の機会はほぼないものですが、インターネットの仕組みを支える重要なTLDです。

IDN TLD(国際化トップレベルドメイン名)

IDN TLDは、アルジェリアでالجزائر。韓国が한국など、言語特有のアルファベット(アラビア文字など)を表示するために特別にコード化されたドメイン名です。

かかかず
かかかず

アルファベット以外をドメインに使える仕組み的なもの。

日本もIDN TLDに承認されていて、「日本語.jp」や「日本語.com」がこれにあたり、wikipediaによれば、2014年12月時点で45のIDN TLDが承認されているそうです。

さいごに

TLDは、ICANN認定レジストラのお名前.comやゴンベエドメインなど、ドメインの登録サイトでよく出てくる言葉ですが、色々細かく分類があるので、知っておくとまた違った見方ができるようになると思います。まとめると、

  • TLDはドメインの末尾のこと。
  • TLDは、gTLD・ccTLD・sTLDに分類される。
  • IDN TLDで言語特有の表現が可能になる。

です。これからのドメイン登録の際に是非この言葉の意味を理解して検討ください。