WEBマーケティングでは、広告の運用とセットでランディングページ (LP)がよく使われます。
その広告のクリック後、遷移先にコーポレートサイトではなくランディングページ (LP)を設置することで、特定のユーザが求めている情報を1ページに集約でき、リンク先も少ないため、ページ遷移の際の離脱が少ないという利点があげられます。
今回は、BtoBのサービスLPでシングルページとマルチページのそれぞれの使い所とメリットについてご紹介します。
目次
ランディングページ (LP)とは?
ランディングページ(LP)とは、ユーザーがgoogleの検索結果やGDN(Googleの広告)やYDN(Yahooの広告)をクリックして、WEBサイトへ最初にアクセスしたページを指します。
ランディングページ(LP)には、大きく分けて1ページで見せるシングルページと、複数のページで構成されるマルチページがあります。
このページの構成は、コンテンツの量や目的に応じて構成を決める必要があります。
シングルページ
WEBでよく見る縦長のページで、ランディングページ(LP)によく使われている仕様のページです。
ページを意図した順番で見せることができる
コンテンツを上から下に向かってスクロールしてユーザーが見ていく為、配置した情報を伝えたい順番で見せることができます。
そうすることで、営業トークも交えた起承転結で見せることができるので、ユーザーへのオファー(要求)を適切なタイミングで行うことができます。
ユーザーのストレスを軽減
コーポレートサイトのようにコンテンツ量が多くなく、シンプルな構成でまとめることのできるサイトは、シングルページとの相性が良いと思います。
マウスを動かす。そして指先でボタンをクリックするという軽微な動きながらも、デスクトップのクリックや、スマホのタップの動きにストレスを感じるユーザーは少なからずいます。
かかかず
その為、ユーザーのストレスを軽減させることができます。
モバイルユーザーフレンドリー
見たいコンテンツに応じたページ間の移動が必要なく、読み込み時間も短いシングルページは、通信回線の影響を受けやすいモバイル端末との相性も抜群です。
スクロールするだけで情報を得られるのはスマホユーザーにとって非常に快適です。
PCサイトだけでなく、BtoBの場合でも多忙な経営者は移動中にスマホで閲覧する場合がもちろんあり、MFIが推奨される今では決して無視できないメリットです。
マルチページ
マルチページは、グローバルナビなどメニューでそれぞれのページをカテゴリ分けして表示させるページです。
ランディングページ(LP)でも、プロダクトの更新情報や、複数の導入事例をマージさせたページの構成で、稀に見かける仕様です。
コンテンツを整理して見せることができる
コンテンツ量が多い場合、それらの情報をカテゴリ分けなどしてユーザーに見せることができます。
MAツールを活用して対策が練れる
例えば、①ベネフィット ②サービスの特徴 ③導入までの流れ ④価格と、4ページに分けたランディングページ(LP)があったとします。
この①〜④は、サービスに興味があるかどうかで順番に高くなっていきます
この4つのページ毎に興味を持っている度合いを明確にしながら、MA(マーケティングオートメーション)ツールを活用することで、リードへの対策と次のアクションが見えてきます。
どっちがいい?
個人的な考えながら、LPを作る時は20世紀に活躍したドイツ出身の建築家、ミース・ファン・デル・ローエが残したかの有名な言葉を借りれば、Less is More (少ない方が豊かである)と、デザイナーなら一度は聞いたことのあるこの言葉の通り、デザインはシンプルな方が良い方向に基づいてデザインをしています。
ですが、もしかして必要かもしれないので加えておこうとつい思いがちなので、気をつけようと思った今日この頃です。
参考 ランディングページとは?10分でわかるLPの目的、メリットを解説LISKUL