デザインのプロとアマチュアの違い

デザイナーのプロとアマチュアの違い

もちろんスピードだけではないとは思いますが、デザインのプロとアマチュアの違い、結構同感です。

今回は、商業デザイン寄りの話ですがデザインのプロとアマチュアの違いについてご紹介します。

質が高くスピードが早い

商業デザインは、商品の販売促進のブースト機能みたいなもので、整理した情報やそのアウトプットで、その商品が売れるように表現することを生業とします。

その為、集客のチラシやLP、バナークリエイティブは、すべて販売促進の一環で、商業デザインはまさしく商いだと思います。

商いなので、アウトプットにかかった人件費や作業時間を置き換えると仕入れや下代に当たり、それに加えて「今が売り時」に当たるトレンド的なものがあります。

ましてや今の情報化社会によって、スピードは目まぐるしくリーンスタートアップなんて言葉もあります。

スピードこそ正義ではありませんが、商業デザインは商いの一貫なので、この売り時を逃さないよう、スピード感を持地ながら質の高い、ユーザーにきちんと届くデザインをすることがプロの仕事だと思います。

木を見て森を見ず

アマチュアは、木を見て森を見ずの格言通り細かい部分にこだわりすぎて、大きく全体や本質をつかまないことになりがちです。

例えばフォントのサイズ。行間。カーニング。等々違和感を感じるのでしょうが、それは木だけの違和感で、森の全体感を見た上での違和感ではない為、見当違いが多く、木だけしか見ていないのでそれにこだわることしかできず、全体の調和が取れなくなり、結構な時間をかけてそのこだわりに執着します。

プロは全体感を見た上で、それを具体的にどう変えれば違和感がなくなるのか?が分かるので、無駄もなく違和感のない改善ができ、広範囲の調和をとることができます。

きちんと結果が出せる

これはデザインだけでなく、営業職や全ての職種に通ずることかもしれません。

好きだとか楽しいというのは仕事ではなく、仕事を通して結果を必ず求められプロは、仕事でしている以上大きな失敗が許されず、あくまで数字が伴っておらず、他者に気づきを与える「だけ」ではビジネスは成り立たないことは明白です。

例えばですが、LPの改善で結果が出なければ退場させられるのがプロです。

また、結果を気にせずデザインを楽しむことができるのは、アマチュアにのみ許されることで、プロにはそれが許されません。

企画・構成の中でアウトプットの何が悪いか?原因は何なのか?が分かっていれば、またチャンスはあるかもしれませんが、それがわからない場合に、その仕事と信頼を完全に失くしてしまいます。

このように、プロの商業デザインには結果を出すことが常に求められ結果をきちんと出せることがプロだと思います。

最後に

10年前以上にも遡りますが、当時の先輩に教わったあるデザインのプロとアマチュアの違いで、今でもこれが明確な違いかも結構格言的に思っています。

マジシャン(奇術師)のプロとアマの違いを聞いたことがあります。

アマは自分の満足にこだわり、プロはお客様の満足にこだわる。プロはお客様をどうやって驚かせようか、感動させようかということを優先させ、一番自信のあるマジックを磨きます。

失敗して場を白けさせないように練習を重ね、演出に知恵を絞る。アマチュアは 自分の好きな演目にこだわり、中途半端な完成度でも演じてしまいます。

だからお客様も白けてしまうのですが、それでも気にしない。

たとえ高度な技術を持っていても、つまらないのです。

デザインについても、アマチュアの中にも、ものすごい才能や技術を持った人はいるでしょう。

しかし、アマチュアは、作品を完成させ、自分が満足すれば終わりなのです。アマチュアはお客様を喜ばせるより、まず自分が楽しくなること、満足することを優先します。

だから、自分が関心あるところにこだわります。アマチュアならそれでいいのです。好きなことにこだわれるのが、アマチュアの特権なのです。商品が完成するまでに力を注いだら終わりです。

ところがプロは そうはではありません。お客様を満足させる=喜ばせることにこだわるのです。そのために、何に、どのようにこだわればよいのか、ということに知恵を絞り、緻密に計算します。

引用:デザイナーさんのブログ より

映画での例えでも言うように、映画の「このシーンはこの方がいい」「この演出の方がいい」など、批評は誰にでもできるかもしれません

ですが、いい映画を撮って作ることができるか?と言うのは、完全に別の話で、アマチュアにはできないことと、デザインは一緒だと思います。

このように、スピードだけでなくデザインのプロに求められるスキルや、マインドについては色々と求められる部分があり、それがやりがいだとも思います。

毎日が生みの苦しみで努力していながらも、日々デザインというものに楽しさを感じている日々です。