WEBサイトを最適化する6つの基本的なホワイトハットSEO

ホワイトハットSEOのイラスト

Googleは「通度の作為的なSEO対策は排除する」という強固な姿勢を持ち、その意面に逆らった施策運用を行うと、検索ランキングが上がるどころか、順位が下がったりします。そして、最悪の場合ペナルティを受けインデックス削除という形で、ユーザーが検索しても全く表示されない事態にまで陥ることがあります。

かかかず
かかかず

おお怖・・。ペナルティ。

Googleから推奨されているホワイトハットSEOは、Googleが目指すべきユーザーの利便性を考えた結果となるように設計されたガイドラインに則った手法で、それに準拠したSEOによる効果は、長期的な検索流入者を獲得するのに役立ちます。

そこでこの記事は、このホワイトハットSEOについて

  • ホワイトハットSEOとは?
  • ホワイトハットSEOの具体的な方法
  • どのようなSEO対策がいいか。

の内容です。やってはいけないSEO対策と同時にこのホワイトハットSEOについて学んでおきましょう。

ホワイトハットSEOとは?

ホワイトハットSEOは、ガイドラインに違反しない方法で検索エンジン上位表示を狙うSEO対策のことで、Webサイトの内容が何よりも重視されます。

つまり、ユーザーに役立つ情報をコンテンツとして提供するサイト作りが、何よりも大切ということです。

かかかず
かかかず

いわゆるユーザーファーストの考えです。

検索をしたユーザーは、自分が欲する商品や情報収集のためにサイトにアクセスをします。

Googleがアルゴリズムの改変を行っているのは、作為的で過度なSEO対策によって押しあげようとしているサイトを上位表示すべきでないという意向の現れで、ユーザーが求めている、価値ある情報を検索結果として提供することを目指し、そのユーザーが本当に求めている「価値あるコンテンツ」を表示するということを理想として掲げています。

その為、Webサイトそのものを、ユーザーにとって価値ある情報提供を目的とするということを念頭に置き、「ユーザーが何を求めているか?」「ユーザーにどのような付加価値を提供できるのか?」という部分を見据えてサイトを設計していくことが必要です。

ホワイトハットSEOの具体的な方法

ホワイトハットSEOの見出しのイラスト

ホワイトハットSEOは、言われてみれば当たり前的な感じのものがほとんどですが、改めてここで知っておきましょう。

検索クエリ(質問)の回答をする

ユーザーが検索したキーワードと、その検索結果リンクから到達するページのコンテンツの整合性が非常に大切です。

その為、ページ毎にキーワードのテーマを存在させ、「どんなユーザーに、どんなキーワードで検索した結果、到達するページであるべきなのか?」を明確に定義づけておく必要があります。

かかかず
かかかず

いわゆる、ユーザーの検索意図を意識するということです。

その結果、クローラーが「このページは、〇〇というキーワードに対してテーマを持ちその検索の回答となるような良質なコンテンツを提供している」と認識して、上位表示という評価を与えます。

コンテンツは、写真・画像や動画だけでなく、テキストタグで書くことが重要で、本文中の画像にも altタグの記述をするということも忘れず行うようにしましょう。

コンテンツ内容をGoogleにわかりやすく伝える

ページのコンテンツは、人間の見た目に読みやすいだけでなく、クローラーにも分かりやすく伝えることが必要です。

このように、コンテンツの内容を正しく適切に検索エンジンへ伝えるためには、HTMLの適切なマークアップが必要です。

かかかず
かかかず

自分も大好きなセマンティックなマークアップです。

しっかりと適切なマークアップ は重要ですが、それなりに知識と時間が必要で、あくまでも本文(コンテンツの質)が重要なので、大枠を抑えつつ「ある程度のマークアップ 」を目指すようにしましょう。感覚的には40%程度でとりあえずその記事を公開して、後でリライトするイメージです。

また、サイト全体がどのようなページ構成になっているかを示すサイトマップをXMLで記述し、クローラーに申請しておくことも大切です。

XMLは、自動生成できるジェネレーターも数多く公開されているので、是非調べて試してみましょう。

適切なマークアップ の方法については以下の記事もと併せて参考にしてください。

関連記事 SEOでやってはいけないHTML+CSSの6つの偽装行為とHTMLの適切なマークアップ

質の良い被リンクを増やす

かつては、リンクの数があればSEOで検索上位表示が可能と言われていましたが、現行のアルゴリズムには通用せず、むしろペナルティなどのネガティブ評価を受けるので注意が必要です。

ホワイトハットSEOでは、権威のあるサイトや、関連性があるサイトなどの良質なリンクの外部リンクが重要です。

リンクの数は、理想の個数というものはなく、まずはWebサイトの内部対策を行いながら、様子を見つつリンク数の調整を行っていくことが大切です。

定期的な更新頻度を担保する

1日1記事投稿しようが、1ヶ月ごとにブログ記事を投稿しようが、サイトを更新するタイミングと単に更新頻度を高めるだけでは、SEO効果は見込めません。

当サイトも1記事投稿した直後にPVは全く変わらず、1〜3カ月後にガバッと順位変動するイメージです。

かかかず
かかかず

時には1週間で変動がある時もありますが、その例はごく稀です。

言い換えれば、毎日質の高い記事を更新すればその分SEO効果が見込めまが、毎日更新しても、低品質な記事が多ければ逆効果です。

このように、質の高い最新の情報をコンテンツとして発信していくことが、自ずととるべき方向性になります。

モバイルフレンドリーにする

2020年9月からすべてのサイトをモバイルファーストインデックス(MFI)に移行することを、グーグルが告知しました。

MFIは「これまではPCのサイトを見て検索順位を決めていましたが、これからは、モバイル用のサイトを見て検索順位を決めていきます」という内容で、これからはより一層モバイルフレンドリーは、ホワイトハットSEOの一つして重要になります。

今はあまり見ませんが、レスポンシブではなく、モバイル向けコンテンツがないページのコンテンツに関連するキーワードでの順位が大きく下がる可能性があります。

かかかず
かかかず

ほとんどのサイトはPC・モバイルとも同じコンテンツでレスポンシブ の設計が多いです。

その為、デスクトップ向けサイトと同様のコンテンツをモバイルで提供できるようにしましょう。

PR活動を実施して訪問者を増やす

サイトにコンテンツを追加しても、すぐにユーザーは見に来てくれません。

その期間を短縮するにはFacebook、Twitter等のソーシャルメディアで告知をすることが効果的です。

また、法人などで広報にお金をかけられる場合、PRTIMESやプレスリリース代行サービスを利用することで、ニュースサイトにその情報がアップされて、リンクも張ってくれるようになります。

さいごに

なんだかんだはありつつも、全て言われてみればたしかにという内容ばかりで目新しさはないかもしれませんが、SEO対策の最も大事で核になる部分だと思います。この記事の内容を最後にまとめると、

  • ホワイトハットSEOの基本はユーザーファーストの考え。
  • これからはモバイル向けの施策も重要
  • 読者目線で質の高いコンテンツを多く出せば、自ずと検索順位が上がる。

です。

是非SEO対策の一つとして意識して取り組んでみましょう。

参考サイト

参考Google 検索エンジン最適化スタートガイドGoogle
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