Webマーケティングで使われる7つの基本の指標

Webマーケティングの7つの指標のイラスト

PV

PVはPageView(ベージビュー)、すなわちWebサイト内で閲覧されたWebページ数のことを意味します。

Webに使われる指標としては、最も基本的かつ不可欠な指標で、意味合いと使われ方はテレビの視聴率に近いものですが、あくまで視聴率の感覚的に近いというだけで、算出方法は視聴率とまったく異なるので注意が必要です。

PVは、Webサイトの閲覧ページ数ですが、Yahoo! JAPANの2019年11月時点での月間PV数は約700億PVです。

Webサイト名月間PV数
Yahoo! JAPAN約700億
NEWSポストセブン約1億6000万
CanCam.jp約3000万
WEB Domani約1130万
PR TIMES 調べ

日本の総人口約1億3000万人で単純に割り算すれば、日本人全員が1か月に500ページ以上見ている計算になり、このPV数で大変な規模であることが分かります。

UU

具体的なユーザーが見えるPVとはぼ同じぐらいによく使われる指標にUU(ユーユー)があり、これはUniqueUser(ユニークユーザー)の略で、重複をカウントしないWebサイトを訪れたユーザー数を指します。

UUの説明イラスト

Yahool! JAPANの2019年11月時点の1ヶ月のUUは約8140万人です。

Webサイト名月間PV数
Yahoo! JAPAN約8140万
NEWSポストセブン約2200万
CanCam.jp約919万
WEB Domani約410万
PR TIMES 調べ

たくさんの人がYahoo!JAPANを使っていると漠然としたイメージよりは、日本人の半数以上の8140万UUがYahoo!JAPANを使っているとイメージすることで、具体的な規模感が見えてきます。

また、実際はテーマパークやお店、交通機関の乗客数などは「のべ」でカウントされることが多いため、UUはWebマーケティングで特に使われる指標と言えます

セッション

最も身近な指標でよく使われるのは、セッション数(訪問回数)です。

このセッションは、UU数と同義で使用する場合があり、のべユーザー数の概念も併せ持っている指標ですが、厳密には異なりユーザーがWebサイトを訪れた回数を示します。

セッションとUUの違いのイラスト

実際の店舗をイメージすると、1ヶ月の間に少なくとも一度は来店したお客さんの数(ユニークユーザー数)が100人だった場合、そのうち90人が同じ月にもう1回ずつ訪れたとすると、のべ来店人数は190人になります。

こののべ来店人数が、Webサイトでいうセッション数です。

このように現実のテーマパークやお店、交通機関の乗客数は、のべでカウントされていますが、セッション数はほぼこの概念に近いため、表現は異なりますが非常に身近な数字です。

1人あたりのPVなどの指標

決め手になる指標でー人あたりのPVや、1人あたりのセッション数は、PVとセッション数をそれぞれUU数で割って算出します。

1人あたりに計算し直した指標は、Webサイトの規模感でなく、その質を評価する場合と、マーケティングの施策を考える際に非常に有効です。

仮に1ヶ月のPVが100PV/UUが100人のサイトAと、1ヶ月のPVが100PV/UUが10人のサイトBがあったとします。

1人あたりのPVをAとBで比べてみると、サイトAは1人あたり1PV、サイトBは1人あたり10PVです。

同じPVであっても、ユーザーからの支持の程度に10倍の違いがあり、サイトAの場合、全体PVを200PVにしてその価値を上げようとする場合、ユーザーをあと100人増やす必要がありますが、サイトBは、あと10人増やせば目標が達成できることになります。

このように、1人あたりの指標が分かると、目標を達成するための具体的なプロセスのイメーが掴みやすくなります。

CVR

商品の販売やサービスの申し込み、資料請求など、明確なゴールを持ったWebサイトで非常によく使われるもので、コンバージョン率(CVR:ConversionRate)」と言われ、重要な指標です。

購人数(または購入者数)や申込数(または申込者数)の目的を表す数値を、UU(またはセッション数)で割り算して計算して算出し、企業やWebサイトで、それぞれ独自に定義するものです。

コンバージョン率はわかりやすく、施策の効果予測と実績のギャップ分析も簡易なため、売上を上げる/効果を上げるKPIとして、最も出番の多い指標です。

CTR

クリック率(CTR:Click Through Rate)は、広告やコンテンツが表示された回数に対してどのくらいの割合でユーザーにクリックされたかを示す指標で、インターネット広告やSEOでよく使われます。

例えば広告が1000回表示され、そのうち100回クリックされた場合のCTRは10%となり、表示回数に対してクリック数が多ければ多いほどCTRは高くなるということです。

CPA

CPA(Cost Per Action)は1件のコンバージョンにかかるコストで、顧客獲得単価のことです。

この指標を見ることで、広告を出している企業は、CPAは1件の成約を獲得する時に支払うコストを知ることができ、広告費用に対してコンバージョン件数が多い場合のCPAは低くなり、多くの広告費用を使用した割にコンバージョン件数が少ない場合は、CPAは高くなります。

このように、CPAは広告を出稿した際の費用に対して、どの程度の顧客単価でコンバージョンを獲得できたのかを判断する時に使用し、広告運用では重要な指標の一つです。