事業会社のデザイナーとして働いてる際、UIのこだわりに時間をかけることについて、経営層との間で分かり合えないと感じる場面が、これまで何度もありました。
特に、プロダクトよりもマーケティングやブランドまわりのデザインに関わることが多かった自分の経験から、今回はこのテーマについて書いてみようと思います。
目次
「そこに時間をかける必要ある?」と言われる場面
UIの細部にこだわって時間を使っていると、経営層から「そこまで時間をかける必要があるのか」というフィードバックを受けることが、決して珍しくありません。
ボタンの余白、アニメーションの速度、フォントの微妙な太さ。こうした部分は、事業全体から見れば、優先順位の低い作業に見えるんだと思います。
UIが「単体のアセット」として語られると、こういうことが起きる
この違和感の正体は、UIが多くの場合、単体のアセットとして語られてしまうことにあると思っています。「このボタン」「この余白」「このアニメーション」というように、1つの要素だけを切り出して評価されると、それが持つ本当の役割が見えなくなります。
単体で見れば、確かに小さな違いです。でも、その小さな違いは、単独で完結しているわけではありません。

