デザインレビューという工程について、最近考えることがありました。
同じ「レビュー」という言葉を使っていても、実はその中身がバラバラだったんじゃないか、という気づきです。
今回はデザインで必ず通る「レビュー」というものについて、考えてみます。
あくまで、クライアント向けのレビューということではなく、インハウスでの観点でレビューというものを考えるってテーマです。
目次
「レビュー」と一言で言っても、目的はいろいろある
経験のあるメンバーに壁打ち相手になってもらう相談。デザインの方向性が合っているかを確認する場。表記やブランドのルールから外れていないかを確認するチェック。
公開して問題ないかを判断する承認。実際にユーザーや顧客の反応を見る市場での検証。
これらは、目的も、参加すべき人も、公開を止める力を持つかどうかも、本来はまったく別物なんだと思います。
全部を同じ「レビュー」として扱うと、起きること
これらを区別せずに、なんとなく「みんなで見て意見を出す」という一つの場にまとめてしまうと、いろいろな問題が起きやすくなります。
育成のための気づきの共有と、公開を止められる品質チェックが、同じ場で同時に行われる。
すると、軽い相談のつもりで見せたものに対して、まるで承認の場のような重い指摘が返ってくることもあります。逆に、本来は慎重にチェックすべきものが、雑談混じりの共有会の中で流れてしまうこともあります。
「みんなで見て」というくらいの気軽さで始めたはずが、気づけば結構重い場になっていた、ということが自分にもありました。

