MySQL対応でWordPressが使える4つの無料レンタルサーバーと特徴

有料で使えるレンタルサーバーでも、体験利用で無料でそのサーバーを使える期間があったりします。

その無料期間を使って色々試すことができますが、有料の体験プランだけでなく、常時無料で使える無料のレンタルサーバーがあります

かかかず
かかかず

会員登録をするだけで使えます。

この記事では、そんな無料レンタルサーバーについて、

  • 無料レンタルサーバーって何?
  • 無料レンタルサーバーの特徴。
  • WordPressが使える無料レンタルサーバー4つ。

の内容です。これからレンタルサーバーを使ってサイトやブログを作ろうとしている方は、是非最後までご覧ください。

無料レンタルサーバーとは?

無料レンタルサーバーの特徴5つ

レンタルサーバーの特徴5つのイラスト

無料レンタルサーバーは、その名の通り無料でサーバーを利用することができますが、色々な特徴があります

特徴はレンタルサーバー毎に多少異なりますが、特徴としては以下の5つです。

広告が表示

どのレンタルサーバーも、表示される位置は微妙に異なりますが、各ページに自動で広告が表示されます。

XFREE(エックスフリー) より

例えば、XFREE(エックスフリー)の場合、スマートフォンおよびタブレット端末からのアクセス時に広告が表示されます。

その為、無料レンタルサーバーを使ったアフィリエイトや、ビジネス向けのサイトを作るのには、自動で表示される広告が常にあるので基本的に向きません

この広告を、例えばCSSで要素を非表示にする display:none を用いたり、広告をレイヤーの下に置く z-index で表示されないようにすると規約違反でアカウントが停止されてしまうので、絶対にしないことも注意として必要です。

かかかず
かかかず

規約違反にならないように注意しましょう。

使えるMySQLのデータベースが小さい

無料で使えるレンタルサーバーは、基本MySQLのデータベースのサイズが50MBや100MB程度と小さいサイズです。

その為、沢山の記事やユーザーコメントが活発なコミュニケーションが多めのサイトで使うには心許ないサイズです。

かかかず
かかかず

100記事の投稿で使うと、結構危ういかもしれません。

例えば、さくらサーバーのスタンダードプランでは、100GBのディスク容量が使えますが、そのサイズの中からデータベース容量を割り当てして使えるので、安心してサーバーを使うことができます。

ほとんどがSSLには対応していない

ほとんどの無料レンタルサーバーでは、SSLに対応しておらずページを開くと、「保護されていない通信」という警告が表示されます。

Googleは検索順位を決める要素の一つとしてSSLを加えたことを明言しているので、このSSLに対応していないのは、結構大きなことだったりします。

以下の記事では、SSLについて記事にしていますので参考にしてみてください。

関連記事 常時SSL化の重要性と注意すべきポイント

メールアドレスが使えない

あまり重要なことではないかもしれませんが、無料のレンタルサーバーではメールアドレスが使えません。

なので、サイトの問い合わせに使うメールアドレスは、個人で使っているメールアドレスが必要なので、そのサイトで使えるように別途メールアドレスを取得しておきましょう。

ディスク容量が小さい

無料で使えるレンタルサーバーでは、1GBや2GB程度です。一方月額275円〜 使えるロリポップ!のライトプランなら、100GB使えます。

ディスク容量は、写真や動画をサイトで使うと結構な容量を食うので、この容量は安心感にも繋がり、もしも上限に達してしまった場合は使わないファイルを選んで削除する必要があるので結構面倒です。

かかかず
かかかず

画像や動画のメディアファイルだけじゃなく、それ以外のページファイルもあるので、小さい容量のサーバーは結構シビアです。

なので、無料サーバーのディスク容量も考慮して、記事の写真数をあらかじめ決めておくなど、予めリスクヘッジしておきましょう。

WordPressが使える無料レンタルサーバー4つ

WordPressが使える無料レンタルサーバーは海外のサービスも含め、4つご紹介します。

XFREE(エックスフリー)

XFREE(エックスフリー)は、レンタルサーバーの超定番と言えるエックスサーバーが運営する無料レンタルサーバーです。

XFREE(エックスフリー)では、HTMLのみでデータベースを使わないHTMLサーバー機能と、WordPressが使えて独自ドメインが10個使えるPHP・MySQLサーバー機能プラン。そして、WordPressが使えて容量が2GBのWordPress機能プランの3つがあります。

3つのプランの内、WordPressを使うなら、容量に余裕があるWordPress機能プランが無難です

XFREEキャプチャ
写真::XFREE より
広告表示スマートフォンのみ表示
ディスク容量2GB
転送量上限具体的な上限はなし
データベースMySQL 5個(100MBまで)
独自ドメイン5個
自動インストールWordPressの簡単インストール機能が利用可能。
共用SSL不可
FTP利用可能

XFREE(エックスフリー)は、使用できるディスク容量に余裕のある2GBであることが特徴ですが、データベースが5個。独自ドメインも5個使うことができるので、一つのサーバーに5つWordPressを作るなんてこともできます。

かかかず
かかかず

5個作れるので、テスト環境を作ったり、いろんなサイトを試しに作るのには最適です。

ですが、それとは別に、データベース容量が100MBまでと多少心許ないので、データベース容量に注意してサイトを作りましょう。

外部リンク XFREE 公式サイト

Star Server Free(スターサーバーフリー)

Star Server Free(スターサーバーフリー)は、スターサーバーを運営するネットオウル株式会社が運営する無料レンタルサーバーです。

3つのプランから無料プランを選ぶことができますが、WordPressを使う場合は、フリー PHP+MySQLプラン を選ぶと使うことができます。

Star Server Freeキャプチャ
写真:Star Server Free より
広告表示スマートフォンのみ表示
ディスク容量2GB
転送量上限具体的な上限はなし
データベースMySQL 1個(50MBまで)
独自ドメイン1個
自動インストールWordPressの簡単インストール機能が利用可能。
共用SSL不可
FTP利用可能

スターサーバーも、他の無料レンタルサーバーと同様に広告が表示されますが、PCからのアクセスは非表示で、スマホの時のみ表示されるちょっとした思いやりのある設定です。

Star Server Freeの広告表示イメージ
Star Server Freeの広告表示イメージ

唯一の弱点というか気になる部分は、データベースの容量が50MBまでしか使えない為、ゴリゴリの記事数になった場合、かなり使用には厳しい部分です。

かかかず
かかかず

ちなみに当サイトは200記事で120MBのデータベース使用量です。ので、単純に80記事くらいが限度の目安です。

それ以外の容量は余裕があるので、記事数などのデータベースを使うところだけ気をつければ、安心して使える無料のレンタルサーバーです。

外部リンク Star Server Free 公式サイト

実際にWordPressをインストールして、スピードがどれだけ出るかをテストしています。詳細は以下の記事をご覧ください。

関連記事 無料で使えるレンタルサーバー・スターサーバーフリーのフリー PHP+MySQLプランでpingdomを使って速度を検証

XREA(エクスリア)

XREA(エクスリア)は、GMOデジロック株式会社が運営するレンタルサーバーで、無料のプラン以外にも月額210円〜 利用できる有料のサーバーがあります。

XREAキャプチャ
写真:XREA より
広告表示自動的に上部へバナー広告が一点表示
ディスク容量1GB(データベースの容量も含む)
転送量上限1GB / 日
データベースMySQL 1個
PostgreSQL 1個
独自ドメイン独自ドメインを最大10個設定可能。
自動インストールWordPressの自動インストール機能が利用可能。
共用SSL利用可能
FTP利用可能

無料レンタルサーバーの特徴「ほとんどがSSLには対応していない」でしたが、このXREA(エクスリア)は、SSLに対応しています。

かかかず
かかかず

SSL対応は今や必須なので、他と差がつく特徴です。

SSL導入後のドメイン
通常ページhttp://ID.サーバー名.xrea.com/
SSL対応ページhttps://ss1.xrea.com/ID.サーバー名.xrea.com/

XREAでSSLの導入を設定すると、上記のようなhttps://のドメインになります。

無料レンタルサーバーを利用するには、まずはバリュードメインでユーザー登録を行い、その次にXREAアカウントを作成する必要があります。そして最後に本人確認の為、携帯電話番号に送信された確認コードを入力するSMS認証が完了すると使用することができます。

外部リンク XREA 公式サイト

000webhost(ウェブホスト)

000webhostは、海外の企業が展開する無料レンタルサーバーです。調べてみると、Hostinger(ホスティンガー)という名称でレンタルサーバーサービスを展開しる会社の子会社のようです。

000webhostキャプチャ
写真:000webhost より
広告表示なし
ディスク容量300MB
転送量上限3GB / 月
データベースMySQL 1個
独自ドメイン1個
自動インストールWordPressの自動インストール機能が利用可能。
共用SSL不可
FTP利用可能

容量が心許ない300MB程度しか使えない為、公式サイトにも記載がありますが、テスト環境などに最適な無料レンタルサーバーです。

そして何といっても、ページ内に広告が自動で表示されません。

かかかず
かかかず

実験的に何かやりたいと思ったら、広告が出ないので丁度いいサーバーだと思います。

外部リンク 000webhost 公式サイト

さいごに

無料レンタルサーバーには様々なデメリットがありますが、無料で使えることが最大のメリットです。その為、色々サイトを作って試してみたりと、試験的に使ったりなど、サイトの目的に合う場合は最適です。

その辺をまとめると、

  • 無料レンタルサーバーは記事数の多いブログには不向き。
  • 数記事程度のブログや、ページ数の少ないサイトにはOK。
  • 広告が表示されたりと無料ならではの特徴がある。

です。是非気になった方は、アカウントを作って登録するだけで利用できるので、試してみてください。

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