レンタルサーバー・JETBOYは、最も安いプランでは月額290円〜で利用でき、無料独自SSLや、ドメインも無制限に使えたりと、基本的な機能もバッチリなレンタルサーバーです。
この記事では、そんなJETBOYで選べる6つプランの中で、下から2番目のクラスを使い、
- JETBOYののファーストSSDプランの速さ。
- JETBOYでテーマを変えた時の速さ。
- JETBOYで設定を色々いじった時のスコア。
の内容です。
JETBOYをこれから使おうかと検討している方や、他社のレンタルサーバーとの検討中の方は、是非最後までご覧ください。
目次
Pingdom Website Speed Testで試すテーマと条件
この記事では、JETBOYのファーストSSDプランをPingdom Website Speed Testというオンラインのスピード測定ツールでテストをしています。
この記事では以下3つのテーマで、記事はインストール直後の「Helle World!」の1記事のみ。そして、プラグインなどの追加は無しの状態で、それぞれ設定を変更して計測しています。
テーマ | バージョン |
---|---|
Twenty Twenty-One | 1.3 |
SANGO | 2.5.3 |
Cocoon | 2.3.0 |
Pingdom Website Speed Testの詳細については、以下の記事にまとめました。詳しくは以下の関連記事をご覧ください。
関連記事 サイトのスピードが測定できるPingdom Website Speed Testの特徴と調べる方法
JETBOYのファーストSSDプラン
JETBOY は、以下の仕様で構成されるレンタルサーバーです。
項目 | 内容 | 詳細 |
---|---|---|
CPU | Xeon E5-2697 v3 @ 2.60GHz | 最大28コア56スレッドを搭載 |
メモリ | 64GB~最大128GB | 1つのサーバーに搭載されたメモリ積載量 |
転送量 | 無制限 | 転送量無制限トラフィックに対する課金はありません |
サーバーOS | Cloudlinux6準仮想化 | 他のお客様サイトの悪影響を受けず安定した稼動を実現します。 |
ディスク構成 | 全SSD・SSD/HDDハイブリッド | サーバー、プランによりディスク構成に差異があります。 |
RAID構成 | RAID5構成 | RAID5構成にてディスク耐障害性の向上と高速化を実現しております。 |
データセンター | 大手国内データセンター※ | サーバーは大手国内データセンターに設置しております。 |
バックアップ | 自動バックアップ | サーバー上のデータを毎日自動でリモートバックアップします。 |
上記の仕様で、ファーストSSDプランはディスク容量20GBで、月間のPV数の目安が約50万PVとなっているプランです。
月間50万PVは、1日換算で1万5千PVはイケるので、個人単位の利用なら安心して使える数値です。
各レンタルサーバーの速さの結果と各詳細記事
この記事で測定しているレンタルサーバー以外に、各社毎にSANGOやCocoonのテーマや、GoogleフォントをONにしてスピード測定をしています。
結局どれが速いの?
こんなお悩みのある方は、各測定結果を交えて解説していますので、各「測定記事」のリンクからご覧ください。
スピード測定結果のまとめ記事
JETBOY × Twenty Twenty-One
JETBOYに、WordPressをインストールした時に有効化になっているTwenty Twenty-Oneです。
シングルカラムレイアウトとフッターサイドバーが特徴で、パステルカラーの背景を基本としたカラーパレットが採用されています。
また、テーマ自体のファイルサイズも小さいテーマです。
何もいじってない状態
ページサイズが小さく、パフォーマンスグレードが B90 とそこそこ速いスコアになっており、体感で遅いという印象はないですが、ロード時間が974msと気になる数値です。
項目 | スコア |
---|---|
Performance grade | B 90 |
Page size | 49.1KB |
Load time | 974ms |
Requests | 10 |
JETBOY × SANGO
当サイトでも利用している、人気の有料テーマSANGOです。
シンプルなデザインで、所々にGoogleのマテリアルデザインを採用した見やすく居心地の良いテーマです。
何もいじってない状態
SANGOにするとページサイズが増加し、ロード時間も1.53sでパフォーマンスグレードも B86 とスコアが落ちます。
項目 | スコア |
---|---|
Performance grade | B 86 |
Page size | 222.1KB |
Load time | 1.53s |
Requests | 16 |
SANGOの高速化設定ON
SANGOのテーマでできる高速化設定を全てONにすると、ロード時間が減少します。他社のレンタルサーバーでも同様ですが、全体的に速くなるので高速化設定はONにした方が良い感じです。
項目 | スコア |
---|---|
Performance grade | B 87 |
Page size | 212.7KB |
Load time | 1.17s |
Requests | 14 |
Googleフォント適用時
GoogleフォントのNoto Sans JPをONにすると、ページサイズが増えます。また、それに応じてパフォーマンスグレードも B84 とスコアが落ちます。
項目 | スコア |
---|---|
Performance grade | B 84 |
Page size | 212.7KB |
Load time | 1.17s |
Requests | 14 |
JETBOY × Cocoon
Cocoonは無料で使えるWordPressの無料テーマで、HTMLやCSSをいじらなくても、管理画面からカスタマイズが色々できるで、初心者でも使いやすいテーマです。
そんなこともあってか、使っているユーザーも多いテーマです。
何もいじってない状態
CocoonのテーマをONにした状態は、SANGOのテーマと同程度のスコアです。
項目 | スコア |
---|---|
Performance grade | B 85 |
Page size | 185.0KB |
Load time | 1.50s |
Requests | 17 |
Cocoonの高速化設定ON
Cocoonのテーマでできる高速化設定をONにすると、ロード時間が半分近く減少し、パフォーマンスグレードが A93 と速くなります。
JETBOYだけでなく、他社のレンタルサーバーでも有効にしていきたい機能です。
項目 | スコア |
---|---|
Performance grade | A 93 |
Page size | 220.3KB |
Load time | 668ms |
Requests | 12 |
さいごに
JETBOYは、飛び抜けて速いという数値ではありませんでしたが、LiteSpeedを採用している為、普通に速いスピードでした。
最後に、この記事の内容をまとめると、
- JETBOYは普通に速い。
- 比較的低価格で速いレスポンス。
- 高速化ができるテーマではONにしておきたい。
です。
JETBOYは、2週間のお試し無料トライアルが可能です。
JETBOYが気になった方や、レンタルサーバーを検討中の方は、以下公式サイトのリンクから是非チェックしてみてください。