リトルサーバーは、月額150円〜 WordPressも使える格安のレンタルサーバーで、独自ドメインや無料のSSLが使えたりと、基本的な機能も使えてコストパフォーマンスに優れたサーバーです。
そんなリトルサーバーの、
実際のスピードはどうなの?
と気になり調べてみたのがこの記事で、
- リトルサーバーのワードプランの速さ。
- リトルサーバーでテーマを変えた時の速さ。
- リトルサーバーでテーマの設定を色々いじった時のスコア。
の内容です。
初めに言ってしまうと、普通に速いスピードでしたが、細かい部分も含め是非とも最後までご覧いただけたら嬉しいです。
目次
Pingdom Website Speed Testで試すテーマと条件
この記事では、リトルサーバーのワードプランをPingdom Website Speed Testというオンラインのスピード測定ツールでテストをしています。
Pingdom Website Speed Testは、計測したいサイトのURLを入力して「START TEST」を選択すると、速度のグレードと点数、ページの読み込み時間、他サイトとの比較、ページサイズ、リクエスト数が分かります。
で、この記事では以下3つのテーマで、記事はインストール直後の「Helle World!」の1記事のみ。そして、プラグインなどの追加は無しの状態で、それぞれ設定を変更して計測しています。
テーマ | バージョン |
---|---|
Twenty Twenty-One | 1.3 |
SANGO | 2.5.3 |
Cocoon | 2.3.0 |
Pingdom Website Speed Testの詳細については、以下の記事にまとめました。詳しくは以下の関連記事をご覧ください。
関連記事 サイトのスピードが測定できるPingdom Website Speed Testの特徴と調べる方法
リトルサーバーのワードプラン
リトルサーバー は、月額150円から使えてコストパフォーマンスに優れ、無料SSLはもちろんのこと、自動で毎日バックアップ機能がついていたりと、基本機能も他社には劣らないレンタルサーバーです。
この記事では、そんなリトルサーバーの4つのプランの中の下から、2番目にあたるワードプランでスピード測定を行なっています。
リトルサーバーの特徴や違いの詳細は以下の記事でご覧頂けます。
関連記事 リトルサーバーの各プランの違いと特徴
各レンタルサーバーの速さの結果と各詳細記事
この記事で測定しているレンタルサーバー以外に、各社毎にSANGOやCocoonのテーマや、GoogleフォントをONにしてスピード測定をしています。
結局どれが速いの?
こんなお悩みのある方は、各測定結果を交えて解説していますので、各「測定記事」のリンクからご覧ください。
スピード測定結果のまとめ記事
リトルサーバー × Twenty Twenty-One
Twenty Twenty-Oneは、WordPressをインストールすると有効になっているテーマです。シンプルなデザインとレイアウトです。
何もいじってない状態
インストール直後のTwenty Twenty-Oneのテーマが有効な時のスコアです。シンプルな分、ページサイズも小さくなっています。
他社と比較しても、パフォーマンスグレードが A96で、ロード時間が241msとかなり速いパフォーマンスを発揮しています。
項目 | スコア |
---|---|
Performance grade | A 96 |
Page size | 54.7KB |
Load time | 241ms |
Requests | 10 |
リトルサーバー × SANGO
当サイトも利用しているSANGOは、Googleのマテリアルデザインを採用したWordPressのテーマです。シンプルで居心地の良いデザインで、カスタマイズもしやすく、使っている人も多い人気のテーマです。
何もいじってない状態
SANGOのテーマを有効にするとページサイズが増えますが、パフォーマンスグレード・ロード時間ともにストレスの溜まる速度ではなく、非常に良いスコアになっています。
項目 | スコア |
---|---|
Performance grade | A 92 |
Page size | 227.7KB |
Load time | 1.13s |
Requests | 16 |
SANGOの高速化設定ON
SANGOのテーマでできる高速化設定をONにすると、ロード時間はさほど変わりませんが、ページサイズの圧縮とリクエスト数が減少し、パフォーマンスグレードが A93 と向上しています。
項目 | スコア |
---|---|
Performance grade | A 93 |
Page size | 218.2KB |
Load time | 1.14s |
Requests | 15 |
Googleフォント適用時
SANGOでは、Googleフォントを適用することができ、ここではNoto SansJPをONにしたスコアです。
ページサイズが増加していますが、パフォーマンスグレードが A92 と高い水準を維持し、ロード時間も短く速い印象です。
項目 | スコア |
---|---|
Performance grade | A 92 |
Page size | 544.0KB |
Load time | 1.17s |
Requests | 29 |
リトルサーバー × Cocoon
Cocoonはわいひらさんが作った無料のWordPressテーマで、高速化設定やヘッダーなどのカスタマイズを管理画面で容易にできたりと、非常に高機能なテーマです。
何もいじってない状態
CocoonのテーマをONにして何もいじっていない状態だと、ロード時間が2.02sで、パフォーマンスグレードが B90 と気になる部分です。
他社のレンタルサーバーでもCocoonを有効にした場合、同等程度にスコアが落ちます。
項目 | スコア |
---|---|
Performance grade | B 90 |
Page size | 223.9KB |
Load time | 2.02s |
Requests | 20 |
Cocoonの高速化設定ON
Cocoonの高速化設定を全てONにすると、ロード時間が10分の1程度に短くなり、パフォーマンスグレードも A96 と文句のないパフォーマンスを発揮しています。
項目 | スコア |
---|---|
Performance grade | A 96 |
Page size | 217.1KB |
Load time | 263ms |
Requests | 13 |
さいごに
リトルサーバーはついつい月額150円〜 と、価格に目がいきがちですが、このようにちゃんと高速なスピードの出るサーバースペックでした。
別記事で詳細は書きますが、ディスク容量とサポート体制の不安がないユーザーにはコスパに優れ打ってつけだと思います。
最後に、この記事の内容をまとめると、
- リトルサーバーは普通に速い。
- 低価格で速い為コストパフォーマンスに優れる。
- 同時接続時の速さは別途検証が必要。
です。
実際にリトルサーバーをお試し利用してみようと思った方や、ちょっと気になった方は、以下の公式サイトのリンクからチェックしてみてください。