JS

ネイティブネタ帳

UI

モーダル

タブ

ドロワー

スライダー

スクロール

アコーディオン

目次

ローディングアニメーション

ツールチップ

ヘッダー

テーブル

グラフ

背景

ニュースティッカー

フォーム

フォーム

文字

文字の装飾

文字の操作

文字のカウント

数字の操作

ウィンドウ

ウィンドウ操作

タイトルの操作

ページ遷移時の動き

class

classの操作

要素

要素の操作

要素の追加

API

WP REST API

Google Books APIs

楽天市場API

openBD

画像・動画

画像の操作

YouTube

リンク

Google Analytics

cookie

検索

検索

お気に入り登録

JavaScriptの.innerHTMLでスクロールインするとタイプライター風に表示される複数行のテキスト

お気に入り登録をすると、お気に入り記事一覧に登録することができます。

.innerHTML

JavaScriptの.innerHTMLでスクロールインするとタイプライター風に表示される複数行のテキスト

JavaScriptの.innerHTMLでスクロールインするとタイプライター風に表示される複数行のテキスト

ページ内のテキスト表示に動きをつける「タイプライター風」を、複数行のテキストでも対象になるようJavaScriptで作ってみました。

この記事では、ページ描画時ではなく「スクロールイン時」がトリガーにして、ヒーローエリア以外でも利用できるようにしています。

かかかず
かかかず

なので、スクロールインがトリガーになるスニペットです。

是非、最後までご覧いただけたら嬉しいです。

.innerHTML

JavaScriptの .innerHTML は、要素内の HTML を取得・設定するプロパティです。

const text = el.innerHTML;

この記事では、設置した要素のHTMLを取得して、それを分割してタイプライター風にテキストを表示させます。

タイプライター風に表示されるテキストのサンプル

早速サンプルです。

ページをスクロールしていき、以下のブロックがウィンドウ内に入ると「どこか、遠くへ。」のコピー下にある「そうだ。遠くへ行こう。明日、明後日。明明後日。気の向くままに。」が一文字づつタイプライター風に表示されます。

どこか、遠くへ。

そうだ。遠くへ行こう。
明日、明後日。明明後日。
気の向くままに。

かかかず
かかかず

スクロールインをトリガーにすることで、ヒーローエリア以外でもタイプライター風に表示されます。

実装の手順と方法

手順と方法

コードの解説の前に、実装の手順と方法について解説します。

HTMLを記述

はじめに、設置したい場所にHTMLを記述します。

<p class="textTitle">どこか、遠くへ。</p>
<p class="typeWriter">そうだ。遠くへ行こう。<br>明日、明後日。明明後日。<br>気の向くままに。</p>

JavaScriptを表示

次に、JavaScriptのコードをページに記述します。

コードは <body>〜</body>で、</body> の閉じタグ(クロージングタグ)の前に記述しましょう。

const doObserve = (element) => {
  const targets = document.querySelectorAll('.typeWriter'); /* ターゲットの指定 */
  const options = {
    root: null,
    rootMargin: '0px',
    threshold: 0
  };
  const observer = new IntersectionObserver((items) => {
    items.forEach((item) => {
      if (item.isIntersecting) {

const typeWriter = selector => {
  const el = document.querySelector(selector);
  const text = el.innerHTML;

  (function _type(i = 0) {
    if (i === text.length) return;
    el.innerHTML = text.substring(0, i + 1) + '<span aria-hidden="true"></span>';
    setTimeout(() => _type(i + 1), 150);
  })();
};

typeWriter(".typeWriter");
      } else {
        item.target.classList.remove('typing'); /* 表示域から外れた時にターゲットから削除するclassの指定 */
      }
    });
  }, options);
  Array.from(targets).forEach((target) => {
    observer.observe(target);
  });
};
doObserve('.observe_target');
CSSを記述

最後に、CSSを記述します。

p.textTitle {
    text-align: center;
    font-size: 2rem;
    font-weight: 600;
    letter-spacing: 0.08rem;
    margin-bottom: 0;
}

.typeWriter {
  font-size: 1.2rem;
  color: #313131;
  text-align: center;
  margin: 0 !important;
  min-height: 120px;
}

.typeWriter > span {
  border-right: 2px solid;
  animation: caret 1s steps(1) infinite;
}

@keyframes caret {
  50% {
    border-color: transparent;
  }
}

ざっくりとしたコードの解説

コードは、HTML・JavaScript・CSSの3種です。順に解説していきます。

HTML

HTMLは、p タグが2つのシンプルな造りです。

「どこか、遠くへ。」のコピー部分も p タグにしていますが、設置するページの構造によっては h2 の見出しタグが適切な場合もあるので、適宜書き換えると良いです。

<p class="textTitle">どこか、遠くへ。</p>
<p class="typeWriter">そうだ。遠くへ行こう。<br>明日、明後日。明明後日。<br>気の向くままに。</p>

JavaScript

JavaScriptは、ざっくり言うと「ターゲットの指定」を行い、条件分岐で処理方法をそれぞれ記述します。

const doObserve = (element) => {
  const targets = document.querySelectorAll('.typeWriter'); /* ターゲットの指定 */
  const options = {
    root: null,
    rootMargin: '0px',
    threshold: 0
  };
  const observer = new IntersectionObserver((items) => {
    items.forEach((item) => {
      if (item.isIntersecting) {

const typeWriter = selector => {
  const el = document.querySelector(selector);
  const text = el.innerHTML;

  (function _type(i = 0) {
    if (i === text.length) return;
    el.innerHTML = text.substring(0, i + 1) + '<span aria-hidden="true"></span>';
    setTimeout(() => _type(i + 1), 150);
  })();
};

typeWriter(".typeWriter");
      } else {
        item.target.classList.remove('typing'); /* 表示域から外れた時にターゲットから削除するclassの指定 */
      }
    });
  }, options);
  Array.from(targets).forEach((target) => {
    observer.observe(target);
  });
};
doObserve('.observe_target');

具体的には、冒頭にある option で「root」のキーを「null」に設定することで、要素がウィンドウに入ったかどうかの検知ができるようになります。

CSS

簡素なサンプルなので、それぞれの p タグのレイアウトとフォントサイズを整える程度の記述内容ですが、タイプ中のカーソルを span タグで作り、それを @keyframes caret でアニメーションさせます。

p.textTitle {
    text-align: center;
    font-size: 2rem;
    font-weight: 600;
    letter-spacing: 0.08rem;
    margin-bottom: 0;
}

.typeWriter {
  font-size: 1.2rem;
  color: #313131;
  text-align: center;
  margin: 0 !important;
  min-height: 120px;
}

.typeWriter > span {
  border-right: 2px solid;
  animation: caret 1s steps(1) infinite;
}

@keyframes caret {
  50% {
    border-color: transparent;
  }
}
かかかず
かかかず

span タグは、HTMLで記述せずにJavaScriptで生成させています。

さいごに

全文字が表示されるまで多少時間がかかるので、タイプライターの対象になる文字数と、レイアウトには気をつける必要があります。

が、動きも出るので使い方によってはユーザーも、認識してくれやすくなります。

なので、状況に応じて使ってみてください。

UI

  • 他のウィンドウが開くことができないポップアップのUIです。

    モーダル

    モーダル

  • 並列な関係を持つ情報を1つずつ格納するUIです。

    タブ

    タブ

  • サイドから全体を覆うほど大きいメニュー表示するUIです。

    ドロワー

    ドロワー

  • 画像などのコンテンツをスライド表示させるUIです。

    スライダー

    スライダー

  • スクロールで表示が変化するスニペットです。

    スクロール

    スクロール

  • クリックすると隠れていた部分が開閉するUIです。

    アコーディオン

    アコーディオン

  • ページのhタグを取得して目次を生成するスニペットです。

    目次

    目次

  • ページの読み込み時にアニメーションをするスニペットです。

    ローディングアニメーション

    ローディングアニメーション

  • マウスオーバーした際に表示される補足説明です。

    ツールチップ

    ツールチップ

  • ページ内上部にあるナビゲーションUIです。

    ヘッダー

    ヘッダー

  • 行と列の組み合わせでできているUIです。

    テーブル

    テーブル

  • データを表やグラフで可視化して見せるUIです。

    グラフ

    グラフ

  • 背景をアニメーションで動かすスニペットです。

    背景

    背景

  • 短いテキスト情報をスクロール表示するUIです。

    ニュースティッカー

    ニュースティッカー

フォーム

  • ラジオボタン、チェックボックス、ドロップダウンリストなどを通じて、ユーザーが入力できるUIです。

    フォーム

    フォーム

文字

  • 文字列をJavaScriptで装飾・動きをつけるスニペットです。

    文字の装飾

    文字の装飾

  • 文字列の操作をして、置換・変更を行うスニペットです。

    文字の操作

    文字の操作

  • 文字列をカウントして表示などを行うスニペットです。

    文字のカウント

    文字のカウント

  • 数字の要素を取得して、変更するスニペットです。

    数字の操作

    数字の操作

ウィンドウ

classの操作

  • 要素を取得して、classを追加・削除するスニペットです。

    classの操作

    classの操作

要素の操作

API

  • WordPressのAPIを取得して表示するスニペットです。

    WP REST API

    WP REST API

  • Google Books APIsで書籍の情報を表示するスニペットです。

    Google Books APIs

    Google Books APIs

  • 楽天市場のAPIを取得して表示するスニペットです。

    楽天市場API

    楽天市場API

  • openBDのAPIを取得して表示するスニペットです。

    openBD

    openBD

画像・動画

  • 画像を取得して、アニメーションなどの変化を加えるスニペットです。

    画像の操作

    画像の操作

  • YouTubeの動画を表示するスニペットです。

    YouTube

    YouTube

リンク

  • ページ内のリンクを取得して変更・操作するスニペットです。

    リンク

    リンク

  • Google Analyticsとの連携をするスニペットです。

    Google Analytics

    Google Analytics

cookie

  • ブラウザのcookieを利用するスニペットです。

    cookie

    cookie

検索

  • 指定した要素の中から検索を行うスニペットです。

    検索

    検索