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目次

ローディングアニメーション

ツールチップ

ヘッダー

テーブル

グラフ

背景

ニュースティッカー

フォーム

フォーム

文字

文字の装飾

文字の操作

文字のカウント

数字の操作

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ウィンドウ操作

タイトルの操作

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JavaScriptのIntersectionObserverでスクロールして表示されたブロックにclassの付与

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IntersectionObserver

JavaScriptのIntersectionObserverでスクロールして表示されたブロックにclassの付与

JavaScriptのIntersectionObserverでスクロールして表示されたブロックにclassの付与

今回は、PhotoshopVIP」のレイアウト紹介記事を基にした内容です。

かかかず
かかかず

目から鱗の記事だったので、早速使ってみたかったのもあります。

スワイプエフェクトをCSSメインで、コード量も少なく実装できてしまうので、是非最後までご覧ください。

スワイプエフェクトで使用するCSS

スワイプエフェクトは、ページをスクロールすると、コンテンツが重なり合うレイアウトで、「PhotoshopVIP」さんで紹介されたCSSのみでできるスタイリングです。

.scroll-container {
  height: 100vh;
  overflow-y: scroll;
  scroll-snap-type: y mandatory;
}

.section {
  height: 100vh;
  scroll-snap-align: start;
  scroll-snap-stop: always;
}

詳細の内容は以下の参考記事から見れるので、こちらの記事も参考にしてみてください。

かかかず
かかかず

CSSのみで簡単に実装できるので、めちゃめちゃ便利です。

この記事ではこのCSSをベースに、表示されたブロックにclass名をあてるスニペットを解説していきます。

スワイプエフェクトで切り替わるサンプル

早速サンプルです。

5つのブロックからなるページで、スクロールすると各ブロックがウィンドウにピッタリ収まって表示されます。

リンク スワイプエフェクトのサンプルページ

1枚目のブロックだけ、スクロールすると2枚目が上にかぶさるようにしています。

かかかず
かかかず

フルサイズの縦スライダーをCSSだけでできるレイアウトです。

実装の手順と方法

手順と方法

コードの解説の前に、実装の手順と方法について簡単にご説明します。

HTMLを記述

HTMLで記述します。

<div class="scroll-container">
	<section class="section">
		<h1 id="mainLogo">
			<img src="https://dubdesign.net/wp-content/uploads/2022/07/mainlogo.svg" alt="ロゴ">
		</h1>
		<img src="https://dubdesign.net/wp-content/uploads/2022/07/001_building.jpg" class="bgImg">
	</section>
	<section class="section">
		<img src="https://dubdesign.net/wp-content/uploads/2022/07/002_building.jpg" class="bgImg">
	</section>
	<section class="section">
		<img src="https://dubdesign.net/wp-content/uploads/2022/07/003_building.jpg" class="bgImg">
	</section>
	<section class="section">
		<img src="https://dubdesign.net/wp-content/uploads/2022/07/004_business.jpg" class="bgImg">
	</section>
	<section class="section">
		<img src="https://dubdesign.net/wp-content/uploads/2022/07/005_business.jpg" class="bgImg">
	</section>
</div>	

JavaScriptの記述

次に、JavaScriptのコードをページに記述します。

コードは <body>〜</body> で、</body> の閉じタグ(クロージングタグ)の前に記述しましょう。

const doObserve = (element) => {
  const targets = document.querySelectorAll('.section'); /* ターゲットの指定 */
  const options = {
    root: null,
    rootMargin: '0px',
    threshold: 0
  };
  const observer = new IntersectionObserver((items) => {
    items.forEach((item) => {
      if (item.isIntersecting) {
        item.target.classList.add('scrollon'); /* スクロールでターゲットに付与するclassの指定 */
      } else {
        item.target.classList.remove('scrollon'); /* 表示域から外れた時にターゲットから削除するclassの指定 */
      }
    });
  }, options);
  Array.from(targets).forEach((target) => {
    observer.observe(target);
  });
};
doObserve('.observe_target');
CSSを記述

最後にCSSの記述です。

.scroll-container {
  height: 100vh;
  overflow-y: scroll;
  scroll-snap-type: y mandatory;
}

.section {
  width: 100%;
  height: 100vh;
  scroll-snap-align: start;
  scroll-snap-stop: always;
  position: relative;
}
.section:first-child {
    position: sticky;
    top: 0;
}
	
.section .bgImg {
  object-fit: cover;
  object-position: center;
  width: 100%;
  position: relative;
}

body {
  margin: 0;
}

h1#mainLogo {
    position: absolute;
    top: 50%;
    z-index: 1;
    left: 50%;
    transform: translate(-50%, -50%);
}
h1#mainLogo img {
    width: 320px;
    height: 320px;
}
かかかず
かかかず

これで完成です!

ざっくりとしたコードの解説

コードについてざっくりですが解説します。コードはHTML・JavaScript・CSSの3種類です。

HTML

HTMLは、「scroll-container」のclass名を持つ親の div タグに、「section」のclass名の section タグがそれぞれスクロールした時にピタッとウィンドウに収まるブロックです。

<div class="scroll-container">
	<section class="section">
		<h1 id="mainLogo">
			<img src="https://dubdesign.net/wp-content/uploads/2022/07/mainlogo.svg" alt="ロゴ">
		</h1>
		<img src="https://dubdesign.net/wp-content/uploads/2022/07/001_building.jpg" class="bgImg">
	</section>
	<section class="section">
		<img src="https://dubdesign.net/wp-content/uploads/2022/07/002_building.jpg" class="bgImg">
	</section>
	<section class="section">
		<img src="https://dubdesign.net/wp-content/uploads/2022/07/003_building.jpg" class="bgImg">
	</section>
	<section class="section">
		<img src="https://dubdesign.net/wp-content/uploads/2022/07/004_business.jpg" class="bgImg">
	</section>
	<section class="section">
		<img src="https://dubdesign.net/wp-content/uploads/2022/07/005_business.jpg" class="bgImg">
	</section>
</div>	

1個目のブロックには、h1 タグで重ねるロゴを置いています。

JavaScript

JavaScriptは、「ターゲットの指定」を行い、条件分岐で処理方法をそれぞれ記述します。

const doObserve = (element) => {
  const targets = document.querySelectorAll('.section'); /* ターゲットの指定 */
  const options = {
    root: null,
    rootMargin: '0px',
    threshold: 0
  };
  const observer = new IntersectionObserver((items) => {
    items.forEach((item) => {
      if (item.isIntersecting) {
        item.target.classList.add('scrollon'); /* スクロールでターゲットに付与するclassの指定 */
      } else {
        item.target.classList.remove('scrollon'); /* 表示域から外れた時にターゲットから削除するclassの指定 */
      }
    });
  }, options);
  Array.from(targets).forEach((target) => {
    observer.observe(target);
  });
};
doObserve('.observe_target');

具体的には、冒頭にある option で「root」のキーを「null」に設定することで、要素がウィンドウに入ったかどうかの検知ができるようになります。

そして、検知された時に実行される処理は、まず IntersectionObserverを作成し、要素に対しての検知を行なっていくと、検知したオブジェクトを取得できるようになります。

CSS

CSSは

「scroll-container」のclass名には、scroll-snap-type: y mandatory; で y 方向にスナップ点を強制的に移動させるプロパティを記述。そして、「section」のclass名を持つ要素には、 scroll-snap-align: start; でスクロールスナップ領域の先頭位置をスナップ位置にして、scroll-snap-stop: always; ですべてのポイントにスクロールを可能な限りスナップさせてスナップスクロールを作ります。

.scroll-container {
  height: 100vh;
  overflow-y: scroll;
  scroll-snap-type: y mandatory;
}

.section {
  width: 100%;
  height: 100vh;
  scroll-snap-align: start;
  scroll-snap-stop: always;
  position: relative;
}
.section:first-child {
    position: sticky;
    top: 0;
}
	
.section .bgImg {
  object-fit: cover;
  object-position: center;
  width: 100%;
  position: relative;
}

body {
  margin: 0;
}

h1#mainLogo {
    position: absolute;
    top: 50%;
    z-index: 1;
    left: 50%;
    transform: translate(-50%, -50%);
}
h1#mainLogo img {
    width: 320px;
    height: 320px;
}

そして、1個目のブロックがスクロールした時に2個目のブロックが上から重なるようになるよう擬似要素の「:first-child」で position: sticky; プロパティを記述します。

また、親要素と各ブロックの高さを 100vh にして、画面にちょうどフィットさせるようにします。

かかかず
かかかず

スマホに最適なコードは書いていないので、使う場合は別途書くようにしましょう。

さいごに

今回は以下の記事を参考に、JavaScriptでclass名の追加・削除の方法を解説しましたが、参考元の記事には、この他にも使えるテクニックが多数紹介されているので、参考にしてみてください。

UI

  • 他のウィンドウが開くことができないポップアップのUIです。

    モーダル

    モーダル

  • 並列な関係を持つ情報を1つずつ格納するUIです。

    タブ

    タブ

  • サイドから全体を覆うほど大きいメニュー表示するUIです。

    ドロワー

    ドロワー

  • 画像などのコンテンツをスライド表示させるUIです。

    スライダー

    スライダー

  • スクロールで表示が変化するスニペットです。

    スクロール

    スクロール

  • クリックすると隠れていた部分が開閉するUIです。

    アコーディオン

    アコーディオン

  • ページのhタグを取得して目次を生成するスニペットです。

    目次

    目次

  • ページの読み込み時にアニメーションをするスニペットです。

    ローディングアニメーション

    ローディングアニメーション

  • マウスオーバーした際に表示される補足説明です。

    ツールチップ

    ツールチップ

  • ページ内上部にあるナビゲーションUIです。

    ヘッダー

    ヘッダー

  • 行と列の組み合わせでできているUIです。

    テーブル

    テーブル

  • データを表やグラフで可視化して見せるUIです。

    グラフ

    グラフ

  • 背景をアニメーションで動かすスニペットです。

    背景

    背景

  • 短いテキスト情報をスクロール表示するUIです。

    ニュースティッカー

    ニュースティッカー

フォーム

  • ラジオボタン、チェックボックス、ドロップダウンリストなどを通じて、ユーザーが入力できるUIです。

    フォーム

    フォーム

文字

  • 文字列をJavaScriptで装飾・動きをつけるスニペットです。

    文字の装飾

    文字の装飾

  • 文字列の操作をして、置換・変更を行うスニペットです。

    文字の操作

    文字の操作

  • 文字列をカウントして表示などを行うスニペットです。

    文字のカウント

    文字のカウント

  • 数字の要素を取得して、変更するスニペットです。

    数字の操作

    数字の操作

ウィンドウ

classの操作

  • 要素を取得して、classを追加・削除するスニペットです。

    classの操作

    classの操作

要素の操作

API

  • WordPressのAPIを取得して表示するスニペットです。

    WP REST API

    WP REST API

  • Google Books APIsで書籍の情報を表示するスニペットです。

    Google Books APIs

    Google Books APIs

  • 楽天市場のAPIを取得して表示するスニペットです。

    楽天市場API

    楽天市場API

  • openBDのAPIを取得して表示するスニペットです。

    openBD

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画像・動画

  • 画像を取得して、アニメーションなどの変化を加えるスニペットです。

    画像の操作

    画像の操作

  • YouTubeの動画を表示するスニペットです。

    YouTube

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リンク

  • ページ内のリンクを取得して変更・操作するスニペットです。

    リンク

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  • Google Analyticsとの連携をするスニペットです。

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  • 指定した要素の中から検索を行うスニペットです。

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